4月18日 日曜日です。最近は小預言書をよく読んでいます。

"わたしは、その三分の一を火の中に入れ、銀を練るように彼らを練り、金をためすように彼らをためす。彼らはわたしの名を呼び、わたしは彼らに答える。わたしは「これはわたしの民」と言い、彼らは「主は私の神」と言う。"
ゼカリヤ書　13章9節


　今週のわたしの苦悩は、「主はこの世の三分の二を絶やして、残りの三分の一をふるいにかけたのこりを『これはわたしの民』というのか。」ということです。あまりに少ないと思いました。私は私の周りにいる愛する人たちにその三分の二とふるいにかけられてしまった人になってほしくないのです。私は「すべての人は神様によって作られ、愛されている」というメッセージが聞きたいです。少しかけはなれているではないですか。残酷ではないですか。ひどい。


　同じくここで言われているのは「銀を練るように、、、金をためすように、、、、。」です。神さまが作ったものに対して、銀や金の高価なものにたとえ、その純粋さをもとめて精錬され、純粋な金銀にしようとしているということですね。私たちは、神様からみて金や銀なのです。イエスは子どもたち見て「子どもたちをここにこさせなさい。天の御国はこのようなもののための国です。（マタイ19:14）」といいましたし「子どものようにならないと天の御国にはいることはできません（マルコ10:15）」など、子どものたとえ話をたくさんされました。
　
　最初のゼカリヤ書にもどります。よく考えても、子どもをふるいにかけて少ない人数だけ天国にいれるというのはなんともきびしいです。子どもたちは、大人を見てそだっているのですから、生まれたときから悪い子どもはいないですよね。子どもたちの社会はいつでもおとな社会の鏡にうつった社会だと考えます。最近は大人たちが対人コミュニケーション力かけているといえるのではないでしょうか。そこで、子どもたちに「しっかり神様とお話しして関係をもちましょうね。」というのはあまりに難しい話です。大人がICT, smartphone, pc 等の便利さを使いこなして、ふりまわされずに、しっかり周りの人に対してかかわって、神様の愛をつたえて、はじめて子どもにも神様の愛が伝わると思います。


　私たちはどんな状況でも神に感謝し「主は私の神」と言うことで、神は「これはわたしの民」だと言って、金や銀である自分の美しさを求めて生きていきたいものです。お祈りします。